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深センは2024年6月21日、「猛犬リスト公表に関する深セン市市場監督管理局の通告」（以下、「通告」）を発表し、38種の飼育禁止犬種を明らかにした。
猛犬のしつけは難しく、攻撃性があるため、人を襲う可能性が高く、都市管理にとって重大な問題になる恐れがある。猛犬による人の生命に関わる事故の再発を防止するため、これらの猛犬の飼育を禁止するとのことだ。
「通告」は犬の性格や特徴、生活慣習、危険性、社会化（しつけ）の難しさ、社会的許容度などの要素を十分に配慮した上で、北京、上海、天津、重慶、広州などの都市の経験を参考にし、最終的に38種の犬種を飼育禁止の対象にすることを決定した。「通告」は2024年7月5日から施行されることになった。
今回発表されたリストでは、従来のベドリントン・テリアを猛犬リストから削除し、登録管理の対象に組み入れた。また、新たに14種の猛犬を飼育禁止の対象に追加した。
「深セン市飼い犬管理条例」に基づき、住宅地、商業地、工業地、及び市主管部門が指定したその他の飼育禁止区域内で猛犬の飼育が禁止されている。猛犬の種類は具体的に下記の通りである。
1.チベタン・マスティフ
2.ビットブルテリア
3.ドゴ・アルヘンティーノ
4.フィラ・ブラジレイロ（別名は、ブラジリアン・マスティフ）
5.土佐犬
6.セントラル・アジア・シェパード・ドッグ
7.重慶犬（中国語での名は川東猟犬）
8.ボルゾイ
9.ブル・テリア
10.マスティフ
11.カネコルソ（イタリアン・コルソ・ドッグ）
12.グレートデーン
13.コーカシアン・シェパード
14.ナポリタン・マスティフ
15.アメリカン・スタッフォードシャー・テリア
16.アフガンハウンド
17.ポインタ犬
18.ワイマラナー
19.セッター犬
20.ブラッドハウンド
21.バセンジー
22.秋田犬
23.ニューファンドランド
24.ケリーブルーテリア
25.ブルマスティフ
26.ドーグドボルドー
27.アメリカン・ブルドッグ
28.ロットワイラー
29.ダッチ・シェパード・ドッグ
30.ベルジアン・シェパード・ドッグ
31.アナトリアン・シェパード・ドッグ
32.チェコ・ウルフドッグ
33.クンミング・ウルフドッグ（昆明犬）
34.ボースロンウルフドッグ
35.アイリッシュ・ウルフハウンド
36.セントバーナード
37.ボクサー犬
38.コリアン・ドサ・マスティフ
写真はすべてWeChat公式アカウント「深セン市場監督管理」、及び「蛇口消息報」より