深セン初の自動運転バス路線B998番が8月26日、前海にて運行を開始した。
B998バス路線は全長5.44キロメートルで、車両5台が導入され、片道の移動時間は約25分で、30~60分間隔で発車する。
写真:深セン特区報提供
同路線の始発・終着点は前海協力区ターミナルであり、前海ビル、前海金融峡谷東、地下鉄前海湾駅、地下鉄桂湾駅、弘毅ビルを経由する。運行時間は毎日午前9時30分から午後5時までで、試験運行期間中は無料で乗車することができる。
利用者はWeChatの「深巴出行」ミニプログラムから、「自动驾驶(自動運転)」画面に入り、「B998線」をクリックして利用時間帯を選択すれば、予約することができる。そして、同路線に設けられたバス停でバスを待ち、乗車時に乗車コードをスキャンすれば乗車できる。
写真:深セン特区報提供
同路線の自動運転バスには先進的な自動運転技術が搭載されており、車線認識や信号識別、追い越し・車線変更などの複雑な操作を正確に実現できる。また、信号のない交差点での左折、人と車両が混在する信号交差点の通過を安全かつ効率的に対応可能である。さらに、路上駐車車両や道路工事地域の検知・回避、歩行者の回避、正確なバス乗り場への停車などの様々な高度で複雑な都市運転シーンにおいても安全な対応が可能である。
深センバス集団では、前海自動運転バスを利用する乗客は18歳以上で、完全な民事的行為能力を有し、かつ健康であることを注意深く喚起している。