広州市南沙区と中山市を結ぶ高速道路(以下、南中高速)及び深中通路と南中高速を結ぶ南沙連絡線(以下、深中通路南沙線)が10月30日午後3時に開通した。
これにより、広州市南沙区から最短で20分以内に深セン宝安に、15分で中山市の市街地にアクセス可能となり、この3都市間で「30分生活交通圏」が構築された。
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車両通行料については、「有料道路車両通行料車種分類」に基づいて徴収され、普通車の料金水準は0.6元/kmである。乗用車の料金係数は1~4類別で1、1.5、2、3と設定されており、貨物車の料金係数は1~6類別で1、2.1、3.16、3.75、3.86、4.09となっている。特殊作業車の料金基準については貨物車の基準が適用されることになる。
それに基づき、第1類の乗用車を例にすると、「南沙南」料金所から南中高速道路、深中通路、広深沿江高速道路を経由して「深セン前海」料金所まで走行する場合、料金徴収区間となる総距離は34.84キロメートルで、現金払いでは69元、デジタル料金徴収カードである「粤通カード」では65.55元が徴収される。
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都市間公共交通機関も充実し、南沙と深セン前海を結ぶ都市間バス、南沙と深セン空港を結ぶ快速線も30日に開通した。(詳しくは、こちらの記事をご覧ください)
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