深セン、第1弾となる決済便利な「10カ所商圏」を発表最新情報深セン市政府ポータルサイト

深セン、第1弾となる決済便利な「10カ所商圏」を発表

提供元: GD TODAY

発表時間: 2024-09-02 10:09

　深センは8月29日、第1弾となる決済便利な「10カ所商圏」を発表した。該当する商圏では、良質で効率的かつ便利な決済サービスが体験できる。

　深セン市は3月26日に「深セン市における決済サービスのさらなる最適化による全地域決済モデルエリアづくりに関する作業方案」を発表し、高齢者及び海外からの訪問者向けの決済サービスの利便性を向上させることに力を入れ、「深セン市での決済便利な商圏」の構築に取り組んできた。

　今回選出された10カ所は、深セン宝安国際空港、深セン万象城、深セン湾万象城、深セン万象前海、会員制量販店サムズ・クラブ（福田店）、サムズ・クラブ（前海店）、大梅沙8号倉アウトレット、深業泰富国際家電プラザ、百利瑪（BERYL-MART）ハイエンド建材モール、会員制量販店コストコ・ホールセールである。

　指定商圏では次の3つの便利な決済手段が使用できる。1つ目は「まとまった金額はカードで」支払う。銀聯カードや国際的なクレジットカード（VISAやマスター、アメリカン・エキスプレスなどの海外常用カードを含むがこれらにに限らない）、デジタル人民元用カード型ハードウォレットなどのカード1枚で対応可能で、カードでの決済がより安心、安全である。2つ目は「細かい金額はQRコ-ドで」支払う。WeChatやアリペイ、銀聯雲閃付 (Union Pay)、デジタル人民元のソフトウォレットなどのQRコードによるモバイル決済が利用可能で、より便利で効率的である。

　3つ目は「現金は念のために」使う。すべての店舗が釣銭を用意し、現金の受け取りが可能で、現金決済に慣れた高齢者や海外訪深者が現金のみ所持していても外出には差し支えがないようにする。その他、指定商圏には「緊急決済サービススタッフ」制度が設けられていること。決済サービスに関する相談、モバイル決済アプリのダウンロードや設定のサポート、カード決済、現金の釣銭などのワンストップのトータルサービスを提供し、様々な決済ニーズに対応できるよう取り組んでいる。