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全国第12回障がい者スポーツ大会並びに第9回スペシャルオリンピック（以下、「障がい者スポーツ大会・スペシャルオリンピック」）は2025年12月8日から15日にかけて広東省、香港特別行政区とマカオ特別行政区の3地域で共同開催される予定であり、大会開催のために、専用競技場の整備やバリアフリー改修などの工事が順調に進められている。
写真：障がい者スポーツ大会・スペシャルオリンピック組織委員会提供
大会準備スケジュールによると、今回の障がい者スポーツ大会・スペシャルオリンピックには46競技が設置され、冬季の競技のほか、広東省の9都市では34競技、香港地区では4競技、マカオ地区では2競技が行われる。各地の開催会場で行われる競技種目は具体的に下記の通りである。
広州：障がい者スポーツ大会の競技種目には陸上、射撃、ローイング、カヌー、シッティングバレーボール、ゴールボール、車いすバスケットボール、ブラインドサッカー、卓球が設けられ、大衆スポーツ種目には卓球、カローリング、ローラースキーがある。
深セン：障がい者スポーツ大会の競技種目には水泳、サイクリング（トラックレース）、サイクリング（ロード）、アーチェリー、マラソンが設けられ、大衆スポーツ種目にはダーツ、バドミントンがある。
珠海：障がい者スポーツ大会の競技種目にはテニス、大衆スポーツ種目には将棋と囲碁が設けられる。
仏山：障がい者スポーツ大会の競技種目にはデフバスケットボール（男子）、デフ（ろう者）サッカーが設けられ、大衆スポーツ種目には5人制デフ（ろう者）サッカーがある。
恵州：障がい者スポーツ大会の競技種目にはテコンドーが設けられ、大衆スポーツ種目には縄跳びがある。
東莞：障がい者スポーツ大会の競技種目にはデフバスケットボール（女子）、パワーリフティングが設けられ、大衆スポーツ種目には3人制デフバスケットボールがある。
中山：スペシャルオリンピック競技種目には陸上、ローラースケート、パワーリフティング、ローンボウルズがある。
江門：スペシャルオリンピック競技種目には水泳、バスケットボール、サッカーがある。
肇慶：障がい者スポーツ大会の競技種目には視覚障がい者柔道、トライアスロンがある。
香港：障がい者スポーツ大会の競技種目には車いすフェンシング、ボッチャ、卓球（知的障がいクラスによるグループ別）、スペシャルオリンピックの競技種目には卓球、大衆スポーツ種目には車いすダンスがある。
マカオ：障がい者スポーツ大会・スペシャルオリンピックの競技種目にはバドミントンがある。
写真：障がい者スポーツ大会・スペシャルオリンピック組織委員会提供
今年上半期において、広東省における開催会場は競技場のバリアフリー改修や整備工事を積極的に進めている。深セン都市スポーツ発展基金会の黎暁斌事務総長は、同大会の開催をきっかけに、スポーツ会場のバリアフリー施設と設備をリフォームすることが、大会の円滑な開催だけでなく、地域の誰もが気軽にスポーツを楽しめる環境づくりにも貢献すると示した。
写真：障がい者スポーツ大会・スペシャルオリンピック組織委員会提供