2024年6月15日午前0時から、深セン鉄道でダイヤ改正が実施される。
ダイヤ改正により、深セン北駅の高速列車は計710本運行される予定で、そのうち始発終着高速列車が500本、乗継高速列車が210本である。深セン駅の始発・終着高速列車は計206本、深セン東駅の始発終着普通列車は計56本、福田駅の高速列車は計169本運行される。そのうち、香港西九龍を往復する列車が計135本運行される。
写真:読特アプリ提供
北京市と広州市を結ぶ京広高速鉄道武広(武漢~広州)区間を対象とした安全基準モデル路線はすでに全面的に完成し、ダイヤ改正後、時速350キロで運営されるようになる。2024年6月15日午前0時から、深セン北駅からは高速化した高速列車計45本運行され、北京、太原、武漢、長沙、張家界などの方向への速達化が実現できる。また、G82(深セン北-北京西)、G878(深セン北-武漢)、G6002(深セン北-長沙南)などのベンチマーク列車が25本運行され、深センから北京、武漢、長沙への運行時間がそれぞれ7時間49分、3時間50分、2時間35分に短縮される。
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今回のダイヤ改正を機に、深センは初めて雲南省大理市、山西省太原市方面に向かう列車を運行する。深セン北駅と大理を結ぶ往復高速列車2本(G2976/7、G2975/8)が運行され、運行時間はそれぞれ9時間39分、10時間1分となり、従来の深センから広州南駅を経由して大理へ行く路線より約2時間短縮される。深セン北駅と太原南駅を結ぶ往復高速列車2本(G680、G679)が運行され、運行時間はそれぞれ8時間37分、8時間17分となる。
また、今回のダイヤ改正実施に合わせて、深セン鉄道部門は広州-深セン間の輸送能力を一層強化する。2024年6月15日午前0時から、広州と深センを結ぶ都市間列車が10本増便され、運行本数は計162本(うち深セン駅154本、深セン北駅1本、福田駅7本)に達する。同時に、広州-深セン都市間列車が新塘駅を経由する本数を増やし、1日の本数が36本から84本に増便され、市民や旅客が深センと広州東部を往復する際により便利になると期待されている。
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広州-深セン-香港高速鉄道福田-香港西九龍区間の輸送能力も向上される。香港西九龍駅と深セン北駅間の列車4本が増便され、6本の列車の運行区間が香港西九龍駅まで延長され、さらに香港地区で初めて張家界を往復する列車、及び北京、上海を往復する高速寝台列車が運行される。
深セン鉄道部門によると、今回のダイヤ改正により、深センの各駅の運行情報は大きな変更があるため、利用者の皆様は「鉄路12306」の公式ウェブサイト(アプリを含む)にて運行情報をご確認ください。