中国国家移民管理局の新たな発表によれば、中国の旅行会社が受け入れてクルーズ船で中国に入国する2人またはそれ以上で構成される観光ツアーに参加する外国人観光客が天津、大連(遼寧省)、上海、連雲港(江蘇省)、温州(浙江省)と舟山(同)、アモイ(福建省)、青島(山東省)、広州(広東省)と深セン(同)、北海(広西チワン族自治区)、海口(海南省)と三亜(同)の13都市のクルーズ船港で上陸する場合、5月15日からはビザ免除ツアー客として入国して、15日間までの滞在を認めることになりました。
新たな規則では、観光ツアー客は、同じクルーズ船に乗って次の港に移動し、さらに同クルーズ船で出国することが求められます。移動できる範囲は、沿海の省(直轄市と自治区を含む)と北京市です。また、クルーズ船ツアーの発展を支援するために大連、連雲港、温州、舟山、広州、深セン、北海の7港を、トランジットビザ免除政策の適用港として追加して、中国のビザ免除政策の条件に合致する外国人観光客がクルーズ船を利用して中国を通過する便宜を図ります。
国家移民管理局によれば、今年第1四半期(1~3月)の外国人の中国への入国者数は前年同期の4倍以上に達しました。文化・観光部のデータセンターのビッグデータモニタリングによれば、今年のメーデー連休(4月30日~5月4日)の出入境観光客は延べ367万2000人で、うち入境観光客は延べ177万5000人、出境観光客は延べ189万7000人でした。