汕頭と汕尾を結ぶ高速鉄道(以下、汕汕高速鉄道)の汕頭南から汕尾までの区間が12月26日に運営を開始した。
これにより、汕頭南から汕尾、広州東、深セン北駅までの高速鉄道アクセス時間が最速でそれぞれ36分、113分、109分となる。
汕頭南駅
汕汕高速鉄道は汕頭駅を出発し、汕頭市、掲陽市、汕尾市という3市における8県を通過し、広州と汕尾を結ぶ高速鉄道の汕尾駅につながる。路線の全長は162キロメートル、設計時速は350キロメートルに達する。路線には汕頭駅、汕頭南駅、潮南駅、恵来駅、陸豊東駅、陸豊南駅、汕尾駅の7駅が設けられている。そのうち、汕頭駅と汕尾駅は既存の駅であるが、その他の駅は新たに建設されたものである。
潮南駅
恵来駅
現在開通しているのは汕頭南駅から汕尾駅までの区間であり、全長は142キロメートルに達する。汕頭駅から汕頭南駅までの区間では、かなめとなる工事である汕頭湾海底トンネルの建設が計画通りに進んでいる。
陸豊東駅
陸豊南駅
開通初期には、鉄道部門は平日、土日、ピーク時のダイヤに基づいて旅客列車の運行を調整し、最大で1日に24本の列車を運行する。チケット料金については、「中国鉄道12306」にて確認することができる。
写真:晶報、中国鉄道、及び広東発布提供