中国国家鉄路集団によると、10月11日午前0時から、全国の鉄道が第4四半期の列車ダイヤを実施するということです。新たなダイヤによれば、旅客列車は第3四半期より449本増え1万1075本に、貨物列車は第3四半期より42本増え2万2224本になり、いずれも輸送能力がさらに向上しました。
新たなダイヤは以下の4つの特徴があります。
1つ目は、最近運行を始めた貴州・南寧間、貴州・広州間高速鉄道を活用して南西地域のダイヤを最適化し、南西地域と華南地域の連結をさらに密接にすることです。南寧・重慶間の運行ルートを最適化し、南寧から貴陽、成都、重慶まで最短でそれぞれ2時間7分、5時間39分、4時間32分で到着できるようになります。
2つ目は、寧波・広州間、南京・太倉間など高速鉄道の開通により増えた輸送力を活用して、東南沿海高速鉄道網のダイヤを最適化し、海峡西岸経済区の建設や長江デルタ地域の一体化発展に貢献することです。
3つ目は、香港と大陸部の人の往来を支えるため、広州・深セン・香港高速鉄道の香港に出入りする列車の本数を6本増やすことです。
4つ目は、貨物エクスプレス列車を増発してエネルギー輸送能力を高め、経済・社会の発展や人々が冬を暖かく過ごせるよう便宜を図ることです。新たなダイヤによれば、地域をまたぐ貨物エクスプレス列車を第3四半期より19本増やし321本にしました。