1月29日午前、深セン市高品質発展大会及び2023年第1弾となる重大プロジェクトの始動イベントが開催された。新規着工プロジェクトは266件、投資総額は約3295億3000万元、2023年度の投資額は約535億6000万元の計画となっている。
資金源別に区分すると、政府投資プロジェクトは145件、投資総額は約704億2000万元に達し、社会投資プロジェクトは121件、投資総額は約2591億1000万元に達した。
写真:読特アプリ提供
投資規模から見ると、投資総額が50億元を超えるプロジェクトは20件あり、全プロジェクトの年間投資額の3割以上を占めている。規模と投資額とプロジェクト件数で再び前年同期を上回ったのみならず、次世代情報技術、スマートコネクテッドカー、新エネルギー・新材料、人工知能(AI)などの重点産業と分野をカバーしている。
今回の集中始動イベントのメイン会場プロジェクトである騰訊音楽(テンセントミュージック)本社は、本部管理、研究開発・試験などの本部機能センター及び音楽文化体験センターを一体化した本社ビルを建設することにより、音楽産業の発展を推進し、川上・川下企業の集中を牽引し、深センの音楽文化産業レベルを一層向上させることが期待されている。
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バイオ医薬産業の事業展開を強化する。龍崗区にある宝龍生物薬革新発展先導エリアの第2期プロジェクトは、投資総額が41億元に達し、開設後は国際水準に合うバイオ医薬専門キャリア空間を構築し、深センバイオ医薬産業のグレードアップと生態チェーンの集中発展をリードすることを目指している。
スマートコネクテッドカー産業に新たな原動力が注入される。140億元を投資した燕羅スマートコネクテッドカー産業パーク建設プロジェクトは、総建築面積が約156万平方メートルである。スマートコックピット産業パーク、自動運転産業パーク及び車載用電子部品規格の検査・認定プラットフォームなどを建設し、深センスマートコネクテッドカー産業の集中発展を牽引することにつながる。
そのほか、今回の集中着工プロジェクトは市民の生活にも焦点を当て、教育、医療、文化・スポーツ、民政施設などの分野をカバーしている。そのうち、龍城街道文体センターは図書館、劇場、バスケットボール館、水泳館などを建設し、多様な業態を一体化し、市民の文化・スポーツに対する多様な需要に応える。