深セン市政府ポータルサイト
野菜市場で料理代行、若い会社員の間で人気に
提供元:  中国網日本語版
発表時間: 2025-01-14 17:01

 野菜市場で購入した新鮮な食材が料理代行スタッフに渡される。業者が作った微信グループチャットでは、会社員から料理の注文が続々と入る。一部の都市の野菜市場は最近、料理代行などのカスタマイズ・パーソナライズサービスを提供し、若い消費者を市場に集めている。

 「蒸し料理は1品8元、醤油煮込み料理は1品12元。牛肉売り場では無料現場料理サービスを提供している。利用客が多く、よく長い列ができる」深セン市塩田区の会社員の邱さんはここ数カ月、ある農貿市場で炒めたばかりの料理を食べ、ついにフードデリバリーを卒業できると感じ入った。「食材を洗いカットし、現場で作り終えるのを目にすると非常に食欲が湧く。料理代行は現在人気で、若い会社員の時間を節約でき、さらに料理が苦手な人にとっても便利だ」

 各地の野菜市場では現在、さまざまな形式の料理代行サービスが見られる。例えば浙江省義烏市の野菜市場は家庭料理や脂肪分の少ない料理などを提供しており、料理代行料は15元ほど。浙江省温州市の「都市キッチン」は毎日オープン後15分内に熱々の料理を提供できる。

 また一部の野菜市場の業者は、効率を上げ利用客の待ち時間を減らすため、微信グループチャット注文サービスを提供している。消費者は決めた時間に取りに行けば良く、現場で並ぶ必要はない。

 北京京師弁護士事務所の熊超弁護士は、「料理代行サービスは食材の加工と調理に関わり、統一的な保険基準を作る必要がある。この業界は現在はまだ模索の段階にあり、市場によるさらなる検証を待つ必要がある。関連する就業者は消費者のニーズに応じ、関連サービスの改善を促進することで、より大きな市場を手にすることができる」と述べた。


-
Baidu
map