中国では、深せん市戸籍を有する人、および同市の居住証を保有する人を対象に、12月1日から「一簽多行(マルチエントリービザ)」が適応されます。取得した人は、1年間で香港地区への往来回数に制限を設けず、毎回香港での滞在期間は7日を超えないとします。
これを受け、香港特別行政区政府文化スポーツおよび観光局の羅淑佩(ロ・シュクペイ)局長は8日、7日(土)の中国本土から香港への訪問者数が延べ14万5000人に達したと発表しました。これは前月の1日あたりの訪問者数を28.5%上回る数字です。「マルチエントリービザ」が香港に新たな機会をもたらしていることにも言及しています。