世界的な経営コンサルティング会社「A.T.カーニー」が発表した2024年版の「グローバル都市指標(GCI)」を見ると、世界の多くの都市のスコアがさまざまな程度で上昇しており、ここ数年の下降傾向に歯止めをかけている。なかでも中国の都市のスコアが急上昇している。
GCIを見ると、中国の都市のスコアは全体的に25%以上上昇した。上海は過去最高となる8位にまで順位を上げた。
ランキング入りしている中国の31都市を見ると、ほぼ全ての都市の順位が上がっている。具体的には、上海や深セン、南京、武漢、天津を含む7割近くの都市が順位を5つ以上上げた。また、重慶や青島、鄭州、東莞を含む3割近くの都市が順位を10以上上げた。