外国人の中国訪問に対する利便化政策が今年に入り次々と実施され、観光を刺激する効果がますます顕著になっています。海外の複数のSNSでは「China Travel(中国旅行)」が検索ワードランキングで急上昇し、地域的優位性と外国人向けの「144時間以内のトランジットに対するビザ免除政策」や「団体ツアーに対するビザ免除政策」の実施効果もあり、深セン市はインバウンド観光の人気目的地となっています。
深セン市でグルメや美しい景色を楽しむ外国人観光客も多く、深セン市の羅湖口岸(出入境検査場)では、夏休み期間だけでも、「144時間ビザ免除政策」を利用してここから中国旅行をスタートさせる外国人ツアー団体は700以上にもなりました。
各大手観光サイトのデータによりますと、今年1~7月のインバウンド旅行における航空券の注文件数は、前年同期比1.2倍以上増加しました。また、17日時点で、深セン出入境検査総署で検査を受けた出入境外国人数も前年同期比121%増加しました。
深セン出入境検査総署・羅湖口岸出入境検査署の王娜副検査処長は「今年に入り羅湖口岸を出入境した外国人は延べ50万人前後で、前年同期比160%増加した。米国、カナダ、シンガポール、日本、インドなどから訪れた人が比較的多く、観光、ビジネス、友人訪問などが主な目的だった」と話しました。