広州白雲国際空港の出入国検査所によると、今月17日の時点で、同検査所から出入国(境)した旅客の数が延べ828万人に達し、ここ5年の最多記録を更新した。中央テレビニュースが報じた。
中国が外国人を対象にした査証(ビザ)政策を継続的に最適化し、ビザ免除措置の対象国が増え続けているほか、中国輸出入商品交易会を含むイベントが開催されているのを背景に、今年に入ってから、ビジネスや旅行、親族訪問、留学、訪問交流のために、広東省の144時間以内トランジットビザ免除政策が適用されている白雲国際空港の出入国検査所を通して、出入国(境)した外国人は延べ246万人で、ビザ免除措置を利用して入国した外国人は全体の28.5%を占めている。そのうち、前年同期比54.2%増の延べ3万8000人以上は24/72/144時間以内トランジットビザ免除政策を利用して入国した。
中国の大型ハブ空港の一つである白雲国際空港の利用者は非常に多い。白雲出入国検査所の統計によると、今年に入ってから、同空港の出入国(境)者は1日平均延べ4万人に達している。1日当たりの出入国(境)者が最も多かった日は延べ4万6000人に達した。同空港ではすでに、国際・地域の旅客路線80本以上が開通し、離着陸する国際・地域の旅客路線は1週間当たり1900機以上に達している。