Shenzhen_にほんこく > ニュース > 速報ニュース
「中国は私たちに多くの驚きと喜びを与えてくれた」「高速鉄道での移動は信じられないほど速い」「皆親切で、助けてくれようとする」……しばらく前から、外国人の訪中熱が高まり続けている。「China travel（中国旅行）」がネット検索の人気キーワードになり、「中国に行くこと」がSNS上で流行している。外国人旅行客が中国を間近で感じ、見た事や聞いた事、思った事をシェアすることで、より多くの外国人がリアルで、立体的で、全面的な中国を知ることができるようになっている。（人民日報コラム「和音」掲載）
開放は中国式現代化の鮮明な特徴だ。「中国旅行」人気は、中国が高水準の対外開放を推進し続けてきたことによる成果だ。中国がビザ免除対象国を拡大し続けてきたことで、外国人の便利な中国旅行が現実のものとなりつつある。昨年12月以降、中国はフランス、ドイツ、オーストラリアなど15ヶ国に対して一方的ビザ免除政策を試行し、シンガポール、タイ、ジョージアなどとはビザ相互免除を実現した。現在、中国の144時間以内トランジットビザ免除政策が適用される出入国審査場は37ヶ所に増え、クルーズ船の外国人団体観光客向けのビザなし入国政策も全面的に実施されている。中国は「3減3免」の訪中ビザ最適化措置を打ち出し、外国人による訪中を円滑化する5つの措置を実施し、外国人によるモバイル決済の難しさの問題などを積極的に解決して、訪中の利便性を高め続けている。中国は絶えず高水準の対外開放を拡大し、各国と交流・相互参考・互恵協力を強化する誠意を示してきた。
「中国旅行」を通して、より多くの人々が中国のストーリーを伝えるようになっている。人々が伝えているのは、中国の発展の活力あふれるストーリーだ。北京の亮馬河の光り輝く夜景、上海の街頭で味わう家庭料理、深センのドローンによるデリバリーサービス、武漢のハイテク感あふれる光谷モノレール……外国人旅行客の目に映る中国は、イノベーションの原動力と発展の活力に満ち溢れている。
人々が伝えているのは、中華文化のストーリーだ。調査では、6割以上の回答者が「中国文化を体験すること」を中国旅行の主な目的としている。陝西省西安市の城壁を歩きながら歴史を知り、上海万博中国館を訪れて「パビリオンの宝物」である巨大な動く「清明上河図」を見る……「中国旅行」は外国の人々が中華文化を感じ取る窓となっている。
人々が伝えているのは、中国社会の開放性と包容力、人々の親切と友好のストーリーだ。湖南省張家界市の天門山にある897メートルものエスカレーターでは、中国と外国の観光客が中国語で挨拶し、友好的にハイタッチをする。杭州のタクシー運転手が西湖の龍井茶を外国人観光客に薦めると、外国人観光客からは「私は中国が好きです。なぜなら、あなたたちの善意に毎日出会えるからです」という言葉が返ってくる……空港から駅、都市から農村、観光地から街中まで、中国の人々の心のこもったあいさつ、朗らかな笑い声、親切な手助け、思いやりの心に、外国人旅行客はまるで我が家に帰ったように感じている。
「中国旅行」を通して、信頼され、愛され、尊敬される中国の姿が世界へと伝えられている。外国人旅行客が中国を訪れ、自分の目で中国を観察し、自分の耳で中国の声を聞き、自分の足で中国を歩き、本当の中国についての新鮮な認識を形成し、シェアしている。「眼前の中国」は「西側メディアの報道する中国」や「想像の中の中国」と全く異なるということを、多くの外国人旅行客が共通して感じている。中国に来て、中国を見て、中国を心から感じてこそ、中国をより良く認識できることを事実は物語っている。
中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議（三中全会）は、高水準の対外開放体制の整備を強調した。未来を展望すると、高水準の対外開放を続ける中国と世界各国とを結ぶ絆はますます強くなり、中国は引き続き自らの新たな発展によって世界に新たな原動力をもたらしていくだろう。中国は、中国を訪れ、中国を感じ、中国を知り、中国と外国との熱気あふれる交流の物語を綴り、活力に満ちた互恵協力の機会をより多く発見する外国人がさらに増えることを心から歓迎する。