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144時間トランジットビザ免除対象が54カ国に、訪中旅行は大盛況
提供元:  中国網日本語版
発表時間: 2024-07-10 10:07

 中国のビザ免除の「友達の輪」が今年に入り拡大する中、72時間・144時間トランジットビザ免除のサポートを受け、外国人客の訪中旅行の利便性が高まっている。これは中国のインバウンド観光にかつてない熱視線をもたらした。

 「China Travel」ハッシュタグが最近、世界のSNSで広がっている。関連動画の再生回数は10億回を超える。配信者たちは外国人客の中国旅行の体験をありのまま記録するVlogで、中国の歴史ある農村や現代都市、有名な景観や個性的なスローツアー、多元的な文化や立体的な旅を示し、より多くの外国人に中国旅行の魅力を伝えている。

 国家移民管理局が5日に発表したデータによると、今年上半期の全国の各口岸(出入境検査所)から入境した外国人は前年同期比152.7%増の1463万5000人だった。うちビザ免除入境は同190.1%増の854万2000人で、全体の52%を占めた。トランジットビザ免除は、中国の新たな「トップレベルの看板」とされており、China Travelの魅力をさらに引き立てている。

 携程のデータによると、トランジットビザ免除の対象である54カ国の観光客による中国旅行の予約量は、今年第2四半期に前四半期比28%増となった。うち韓国、シンガポール、日本、豪州、英国、米国、ロシア、ドイツ、スペイン、フランスなどからが最も多かった。

 高速鉄道に乗り小都市を巡る、「中国の広さからすれば144時間は短すぎ」

 外国人客はChina Travelをどれほど楽しんでいるのだろうか。去哪児プラットフォームの統計によると、今年上半期に中国以外のパスポートで国内線のチケットを予約した旅客の予約量が前年同期比で1.8倍増となった。うち米国、ロシア、カナダ、韓国、豪州のパスポートを持つ旅客の予約量が上位だった。マレーシア、日本、カザフスタンの伸び率が最も大きく、いずれも2.2倍以上だった。

 目的地を見ると、大都市が依然として外国人客の間で最も好まれている。データによると、外国人客が中国で航空機に乗り訪れるトップ10の人気目的地は広州が首位で、これに上海、北京、深セン、成都、杭州、西安、重慶、昆明、青島が続いた。

 長城、故宮、兵馬俑は外国人客が中国で必ず訪れようとする3大スポットだ。上海の豫園、成都のジャイアントパンダ繁殖研究基地、杭州の西湖、湖南の張家界国家森林公園などのスポットも人気が高い。

 表面的にざっと見るだけでは満足できないベテラン外国人客が、高速鉄道を選び中国の速度を体験していることに注目すべきだ。データによると、高速鉄道の乗車券予約量の上位は米国、韓国、ロシア、ベトナム、マレーシア。江蘇・浙江・上海2時間高速鉄道圏、四川・重慶高速鉄道圏、広州・深セン2時間高速鉄道圏が好評だ。

 うち義烏は江蘇・浙江・上海高速鉄道圏の中で非常に人気の高い目的地だ。海外の配信者は義烏で多くのスポーツ用品を購入し、「義烏の五輪の雰囲気はパリに次ぐほどだ」と笑った。


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