港珠澳大橋出入境検査所の統計によると、2023年7月1日に「港車北上」政策が実施されてから7日午後までに、同検査所を通過し出入境した香港シングルライセンスナンバープレートをつけた車が100万台を突破した。粤港澳大湾区の融合が新たな節目を迎えた。
出入境検査部門の統計によると、港珠澳大橋珠海道路出入境検査所は今年上半期に人数及び自動車台数の記録を6回塗り替えた。香港及びマカオのシングルライセンスナンバープレートをつけた車の通行量は1日平均7800台で同検査所を通行した車の60.9%を占め、香港及びマカオの旅客は4万2000人で同検査所を通行した旅客の56.0%を占めた。うち「港車北上」は月平均で11万台以上で、6月は初めて1カ月で13万台を突破し、政策実施の初月より17倍増加した。
香港中文大学(深セン)公共政策学院院長、広州粤港澳大湾区研究院理事長の鄭永年氏は、「急増は旺盛な需要を反映している。港車北上は粤港澳大湾区に人気とチャンスをもたらした。これは粤港澳大湾区の経済一体化を促進し、地域内の科学技術イノベーション及び産業高度化に力強い支えを提供する」と述べた。