6月28日、深圳北駅の駐機場で離陸を待つヘリコプター。(深圳=新華社記者/毛思倩)
中国広東省深圳市の鉄道会社、深圳地鉄集団と低空域ゼネアビ(一般航空)・ヘリ運用事業者の深圳市東部通用航空が共同で設立した初の「低空+(プラス)鉄道」の複合輸送事業が6月28日、同市の深圳北駅東広場で正式にサービスを開始した。同駅には高速鉄道と地下鉄が乗り入れており、ヘリコプター輸送と鉄道輸送のワンストップ式接続サービスを乗客に提供する。
同事業は深圳北駅を拠点として、都市間路線と市内路線を運航する。都市間路線は粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)の多くの都市をカバーし、市内路線は深圳市内各区に就航する。
この複合一貫輸送サービスは、ヘリコプターの高速で目的地に直行する能力、柔軟性や機動性といった強みと、高速鉄道、地下鉄の長距離・大量輸送能力という特長を組み合わせることで、カスタマイズされたビジネス旅行、都市間移動、低空域の文化・観光活動、航空緊急救助など低空経済分野にさまざまな応用シーンをもたらすことが期待される。
6月28日、深圳北駅の駐機場でヘリコプターに乗り込む乗客。(深圳=新華社記者/毛思倩)
6月28日、深圳北駅から深圳宝安国際空港へ向かうヘリコプター。(深圳=新華社記者/毛思倩)
6月28日、深圳北駅から離陸するヘリコプター。(深圳=新華社記者/毛思倩)
6月28日、深圳北駅から離陸するヘリコプター。(深圳=新華社記者/毛思倩)