この度、深セン蓮花山の登山口で虫よけスプレーが無料で提供されていることを、ある来場者がソーシャルメディアに投稿した。それに対し、ネットユーザーから「このサービスは本当に親切ですね。深センに『いいね』を送ります」と称賛の声が寄せられた。そして、#深センの緑道には蚊よけスプレーが提供されている#という話題がすぐに中国のソーシャルメディアで「所在都市トレンド話題」となった。
写真:深セン特区報提供
蓮花山公園管理センターの責任者によると、夏を迎え、市民が公園で蚊に刺されないようにと、今年4月1日から、深センのすべての市属公園ではカスタマーサービスセンターや入口、登山口などの場所に虫よけスプレーが設置されている。また、この措置がこれから全市の公園で全面的に導入される予定である。
写真:深セン特区報提供
虫よけスプレーを用意しているほか、深センの公園には多様なサービスが設けられている。現在、深センのほとんどの公園には給水所が設置されており、そのうち淘金山緑道の給水機は冷水、温水、お湯を提供している。一部のハイキングコースではゴミ袋の提供が始まり、ゴミを持ち帰ることを奨励している。また、一部の森林公園では、公共救急箱が用意されており、コミュニティ公園の砂場のすぐそばには、汚れを洗う蛇口も設けられている。さらに、公園利用者はQRコードをスキャンすれば「公衆トイレマップ」を検索することが可能で、トイレ探しに困らない。
写真:深セン特区報提供
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そのほか、深センには64カ所の公園ブックカフェ、150点以上の無料屋外スマートトレーニングジムがあり、及び4万台以上のAED(自動体外式除細動器)が全市の公共の場に配置されており、市民に心のこもった便利なサービスを提供することに取り組んでいる。
写真:深セン都市管理・総合執法局提供