五指耙森林公園は、深セン市宝安区と光明区にまたがり、総面積は348.94ヘクタールである。同公園の花畑をゆっくりと散策すると、まるで南仏プロヴァンスのような幻想的な風景に迷い込んだかのような感覚を味わえる。
五指耙公園の東門から緑道に沿って約1キロ進んだ休憩広場の後ろには、山の半分に広がっている紫色のヤナギハナガサの花が咲き誇っている。
花畑を満喫した後、桟橋に沿ってゆっくり歩いて戻ると、湿地に咲く何輪かの睡蓮が目に映る。
緑道脇の芝生の斜面を越えると、2024深センコウシンバラ展・宝安会場にたどる。赤、黄、ピンク、白など数万本ものコウシンバラが、中国嶺南風の亭や曲廊などの建築物と一体となり、独特な雰囲気が味わうことができる。
歩き疲れたら、コウシンバラの花畑のそばにある中国風の亭に足を止め、向こう側の小橋や水の流れをじっくり味わおう。
この公園は「親子で楽しむ天国」でもある。中にはさくらブランコ、空中ロープネット、馬をモチーフにしたスイング遊具など多くの有料遊具を備えており、憩いのキャンプや軽食、ドリンク販売所も設けられ、子供から大人まで楽しめるスポットである。
同公園のシンボルである松韻楼の屋上に登ると、周りの景色を一望することができるだけでなく、美しい夕日を満喫することもできる。
観光客は、地下鉄6号線の公明広場駅や薯田埔駅、合水口駅などで下車して、バスまたはタクシーに乗り換えて公園までお越しください。また、車でのご来訪も可能である。駐車場が多いので、ナビで「五指耙公園東門」を目的地に設定してお越しください。
写真はすべてi游深センより