中国の中央銀行である中国人民銀行の9日付発表によりますと、同行は、香港の高信用格付け人民元金融商品を豊富にし、香港の人民元イールドカーブ(利回り曲線)を適正化するため、香港金融管理局と締結した「債務工具中央決済システム(CMU)を使用した中国人民銀行債の発行に関する協力覚書」に基づき、2025年1月15日(水)に、香港金融管理局CMU債券入札プラットフォームを通じて、2025年第1期中央銀行債の発行入札を行います。
第1期中央銀行債の期限は6カ月(182日)で、固定金利付利息債券であり、満期に元本を返済し利息を支払うものです。発行総額は600億人民元(約1兆2600億円)、利息開始日は2025年1月17日、満期日は2025年7月18日で、満期日が祝日・休日の場合は順延されます。
第1期中央銀行債の額面は100人民元(約2100円)で、オランダ式入札方式で発行され、入札対象は金利です。