深セン市で2日、2025年第1弾となる新規プロジェクト集中始動イベントが開催された。
今回の新規着工プロジェクトは計259件あり、産業やインフラ、社会民生などの分野に及び、投資総額は約1828億7000万元、そのうち2025年度の投資額は約457億2000万元の計画である。そのうち、社会投資系プロジェクトは計114件で、年度計画投資額に占める割合が76.9%に達する。
同市南山区ではこの度、新規プロジェクト36件が集中着工され、投資総額は約323億5000万元、うち2025年度は約70億5000万元の投資を計画しているとのことである。
そのなかでも、後海商業・住宅用地プロジェクトの投資総額は約208億元に達し、用地面積は3万8500平方メートル、建築面積は26万3000平方メートルで、主に住宅やマンション、商業施設、および幼稚園と文化活動室などの関連施設を整備する予定である。現代ファッションクリエイティブ産業本部拠点整備プロジェクトは、投資総額が約8億6000万元で、敷地面積は3300平方メートル、建築面積は2万6800平方メートルで、粤港澳大湾区における新たなランドマークとなる国際的なファッションビルになることを目指している。
後海商業・住宅用地プロジェクトのイメージ図(写真:蛇口消息報提供)
また、深セン仮想大学園区「第6立面」整備・総合エネルギー改造プロジェクトは投資総額が約1億4000万元で、18棟の建物の修繕を行い、美観の向上を実現させる。西麗新囲都市更新プロジェクトは、投資総額が約28億5000万元、用地面積が3万平方メートル、建築面積が16万9000平方メートルで、西麗湖国際科学教育城の未来と発展を支える。
西麗新囲都市更新プロジェクトのイメージ図(写真:蛇口消息報提供)
さらに、南山区の新規着工プロジェクトには、緑景沙河学校や白石洲学校の改築・増築工事、西麗病院の改築・増築及び関連医療設備整備プロジェクト、留仙洞本部拠点の二街坊歩道橋、都市物流配送向けのコネクテッドカー運営システム構築、沙河東路の北方角への延長工事(一期)などの重点プロジェクトも含まれている。