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マカオの祖国復帰から２５年、内地との貿易額は４７００億元超す
提供元:
新華社
発表時間: 2024-12-20 18:12
中国の広東省珠海市とマカオ特別行政区をつなぐ拱北税関はこのほど、マカオの祖国復帰以来の２５年に、内地とマカオとの貿易額が累計４７１４億３千万元（１元＝約２１円、２０００年１月～２４年１１月）に上り、年間貿易額は１９９９年の４８億７千万元から２３年には２７０億１千万元となり、年平均伸び率は７・４％だったと明らかにした。今年１～１１月の貿易額は前年同期比９・７％増の２５９億４千万元だった。
マカオ市場は過去２５年の間に、民間企業に対する魅力が高まっており、民間企業による貿易額が内地・マカオ間の貿易全体に占める割合が顕著に上昇した。１～１１月に同税関を経由した内地民間企業とマカオの貿易額は前年同期比２５・９％増の１０７億５千万元、全体に占める割合は１９９９年の２０・０％未満から４９・９％に上昇し、急ピッチで発展している。
マカオが優位性を持つ産業は、地理的な有利さを頼りに内地市場を持続的に開拓している。アーモンドクッキー、パイナップルケーキなどマカオの特色ある銘菓は内地の消費者に広く歓迎されており、１～１１月のマカオからの輸入量は前年同期比２５・４％増の１３５・６トンとなっている。
中医薬（中国伝統医薬）・大健康（健康管理から医療医薬、リハビリ、介護までを含めた健康医療）産業はここ数年、マカオの重点発展産業になっており、１～１１月の内地からの輸入額は４・９倍の７７２７万１千元だった。内地はマカオ経済の適度な多角化発展を促進する役割を果たし続けている。