工業情報化部の担当者は23日の国務院報道弁公室の記者会見で、「今年に入ってから、中国の情報通信業は全体的に着実な成長を維持しており、特に経済に対するエンパワーメントという面で新たな効果を上げている」と述べました。
現在、中国の電気通信の新興業務は急成長しています。電気通信事業の総量は9月末時点で前年の同時期より10.7%増加しており、1月~9月の新興業務の収入は前年同期比9.4%増の3252億元(約6兆9000億円)に達して、引き続き急速な成長を維持しており、業界の発展に新たな原動力を注入し続けているということです。
工業情報化部の趙志国報道官は、「本日午前に開かれた座談会で、北京市、上海市、海南省、深セン市などを試験地区に割り当て、付加価値電信業務の対外開放を拡大する試験業務を正式にスタートさせた」と明らかにしました。
ネットワーク・インスフラストラクチャーの最適化が引き続き進められており、既に開通している建設済み5G基地局数は累計で408万9000基に上っており、南寧市、青島市、昆明市、海口市など4カ所に国際通信業務出入口局が新設され、全国のネットワークサービスの質も向上しています。また、農村のネットユーザーの規模は3億人を超え、高齢者向けの「シルバーエージデジタルクラス」を累計20万回以上開催して高齢者にスマートデバイスの使用方法などを教えており、庶民の生活向上に向けたサービスが一層向上しているということです。