中国国家統計局は18日、主要70都市の9月の不動産市場について、分譲住宅の販売価格の下げ幅は前月比で安定し、前年同月比で拡大したと発表した。
新築分譲住宅の販売価格は北京、上海、広州、深圳で前月比0・5%低下(前年同月比4・7%低下)し、下げ幅は前月から0・2ポイント拡大(0・5ポイント拡大)した。うち北京が0・7%(同4・6%)、広州が0・9%(同10・3%)、深圳が1・0%(同8・6%)それぞれ低下し、上海は0・6%(同4・9%)上昇した。
省都など地方の中核都市は前月と同様の0・7%低下、地方の主要都市は0・1ポイント縮小の0・7%低下となり、前年同月比では5・7%、6・6%それぞれ低下し、下げ幅はいずれも0・4ポイント拡大した。
中古住宅の販売価格は北京、上海、広州、深圳で前月比1・2%低下(同10・7%低下)し、下げ幅は前月から0・3ポイント拡大(同1・3ポイント拡大)した。うち北京は1・3%(同10・3)、上海は1・2%(同7・6%)、広州は1・1%(同12・8%)、深圳は1・3%(同12・0%)それぞれ低下した。
省都など地方の中核都市は0・9%低下(同8・9%低下)し、下げ幅は0・1ポイント縮小、地方の主要都市は0・9%低下(同9・0%低下)し、前月と横ばいだった。前年同月比の下げ幅は0・3ポイント、0・5ポイントそれぞれ拡大した。