第136回中国輸出入商品交易会(広交会)が15日に広州で開幕しました。オフライン出展企業は3万社超、出展新製品は115万点と、ともに前回を大きく上回ります。
今回の広交会は、10月15日から11月4日まで広州で3期に分けて開催されます。3期の展示テーマはそれぞれ「先進製造」「品質ある住宅」「麗しい生活」で、新たな質の生産力を幅広く取り入れています。新規出展企業は4600社近くに上り、「国家級ハイテク」、「専精特新(高度な専門性・精緻・独特・斬新の特徴を持つ)小さな巨人」「製造業カテゴリー別チャンピオン」などの称号を持つ出展企業は前回比40%超増の8000社余りに上ります。
会場では新製品115万点、グリーン製品104万点、独自の知的財産権を持つ製品111万点が展示され、いずれも前回を大きく上回ります。開催される新製品発表会は前回比30%超増の約400回です。
9日までに事前登録を行った12万5000人の海外バイヤーのうち「一帯一路」共同建設国が75.7%、BRICS諸国が20%、経済協力開発機構(OECD)加盟国が17.7%、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定加盟国が16.4%、中東諸国が13.4%、欧米諸国が12.5%をそれぞれ占めています。世界小売上位250社と各国・地域の大手企業のうち223社がチームを率いて出展することが確定しており、前年同期より24%増え、大手企業は初めて300社を超える見込みです。