広西壮(チワン)族自治区南寧市で今月24日に開催された中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の「シルクロード(越境)EC開放協力」をテーマにしたPRイベントでは、中国国際ECセンターや深セン市越境EC業界発展促進会、阿里国際数字商業集団などを含むEC分野のリーディングカンパニーや団体約70社・団体が、越境EC業界の新たな動向や課題、チャンスなどをめぐって意見を交換する交流会も行われ、同自治区の越境EC業界の革新的発展促進を目指した。
中国の越境ECは現在、勢いよく発展し続けており、その規模は拡大し続け、主体も少しずつ拡大している。越境ECの業務のレベルをさらに高めるために、中国国際ECセンター・ビジネスビッグデータ部の任暁涛副総経理は、「越境ECが産業ベルトにエンパワーメントするよう積極的に推進し、市場の主体の規模を拡大させ、サプライチェーンのデジタル化、柔軟性の水準を高めなければならない。そして、商品の研究開発、商品管理、ブランディングなどを強化するほか、自社のウェブサイト、海外ブランドの運営センターを立ち上げ、ブランドの競争力を高めると同時に、エコロジカルを整備し、関連のサービス能力を高めることができるよう、企業をサポートしなければならない」との見方を示した。
政策ボーナスが継続的に引き出されているのを背景に、海外に進出する企業はどのようにすれば、うまく開拓を進めて、根を下ろすことができるのだろうか?中国商業株式制企業経済聯合会の副秘書長を務める伊曼集団の楊文曌董事長は、「開放的な考え方をして、グローバル化資源の多重化を進め、メリットを吸収し、海外展開における自社のウィークポイントを全面的に補うことで、よりベストな状態でグローバル化市場に進出することができる。中国商業株式制企業経済聯合会は今後も広西越境EC協会と連携して、中国企業が海外に行って、遊学やビジネス考察を展開する活動を不定期で開催し、多くの企業が足並み揃えて海外市場に進出できるよう取り組んでいく」とした。