2024年浦江イノベーションフォーラム――ユニコーンイノベーション発展フォーラムでの発表によると、中国のユニコーン企業数は2016−23年の間に131社から357社に増加した。ユニコーン企業全体の時価総額は5000億ドル弱から1兆2000億ドル以上に増加した。
フォーラムで発表された「中国ユニコーン企業発展追跡報告書」によると、中国のユニコーン企業の産業分類は16−23年に22から39に増加し、モデルのイノベーション中心から徐々に技術イノベーションによるけん引に転じている。うち集積回路は3年連続でユニコーン企業数が最多の産業分類となった。機械視覚、脳型知能、生成AIなどのAI新ニッチ分野で持続的にユニコーン企業が誕生している。また報告書によると、先端科学技術分野のユニコーン企業数が16年の35社から23年の249社に増加した。23年にはユニコーン企業94社が1157件のPCT国際特許を出願し、国際的な科学技術の競争力が大幅に上がった。
報告書によると、16−23年には累計22省でユニコーン企業が誕生した。うち北京、上海、広東が数でリードを維持した。ユニコーン企業分布都市は16都市から56都市に広がった。北京、上海、深セン、広州、杭州は、ユニコーン企業の主な集積地だ。