中秋節が近づく中、広東風の月餅や点心といった伝統的な祝日の食品が、輸出のピークを迎えている。多くの食品メーカーが祝日の市場の需要を満たそうとフル稼働している。統計によると、今年1−8月に広州税関の監督管理を受け輸出された月餅は価値にして3300万元以上。広州税関が8日、発表した。
半島食品有限公司のマネージャーである譚震宇氏は、「当社が生産する月餅は香港及び澳門(マカオ)市場で好評で、今年8月より5800キロ以上輸出している」と説明した。月餅の輸出がピークを迎える他、広東風点心などの祝日の食品の輸出も大幅に増加している。東莞万好食品有限公司の価値にして26万5000元の広東風点心がこのほど、黄埔税関所属の常平税関の監督管理を受け、順調にトラックに積まれ口岸(通関地)に送られた。同社は今年6月以降、エビ餃子、焼売、クリームまん、糯米鶏などの広東風点心を133回順調に輸出している。貨物の価値は前年同期比33.7%増の1700万元以上。