国務院報道弁公室は29日、「中国のエネルギーモデルチェンジ」白書を発表しました。
白書は前書きと結論のほか六つの部分で構成されており、「エネルギーのモデルチェンジと発展を加速し、エネルギーの永続的利用を実現し、民生と幸福を持続的に増進し、世界経済に尽きることのない原動力を提供することは、すでに各国の共通認識となっている」と指摘しています。
また、白書は「中国のエネルギーモデルチェンジは、質の高い発展に立脚し、クリーンで低炭素、安全で高効率な新型エネルギー体系の構築を加速し、経済社会の発展のために強固なエネルギー保障を提供し、国民の日増しに増大する素晴らしい生活への需要を絶えず満たし、エコ文明の建設に着目し、節約・高効率、グリーン・インクルーシブなエネルギー消費の新モデルの形成を加速し、炭素排出削減・汚染削減・グリーン拡大の成長を協同的に推進し、人と自然の調和の取れた共生の実現を推進することを目指している」と強調しました。
さらに、白書は「中国は中長期発展計画を制定し、2035年までに社会主義現代化を基本的に実現し、エネルギーのグリーン生産と消費方式が広く形成され、非化石エネルギーが主体エネルギーへのまい進を加速し、新型電力システムがエネルギーモデルチェンジに強いサポートを提供し、美しい中国の目標を基本的に実現する。今世紀半ばに、中国は社会主義現代化強国の建設を全面的に完成させ、クリーンで低炭素、安全で高効率な新型エネルギーシステムを全面的に完成させ、エネルギー利用効率を世界の先進レベルに到達させ、非化石エネルギーを主体エネルギーとし、2060年までのカーボンニュートラル目標の実現を支える」としています。