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中米議会代表団が深センを訪問
提供元:  GD TODAY
発表時間: 2024-07-31 21:07

 7月26日から27日にかけて、中米議会のシルビア・ガルシア議長は副議長5名からなる代表団を率いて深センを訪問した。

 深セン訪問期間中、中米議会代表団は福田区委員会役所に設けられた「太陽光発電・スーパー急速充電、V2G(EVから電力系統へ電気を供給する)」一体型スーパー急速充電モデルステーションや南山エネルギー生態園などを訪れ、深センの科学技術イノベーションとグリーン発展を間近に体験した。

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 パナマ出身で中米議会の副議長を務めるアマド・セルード氏は取材に対し、深センに来たのは初めてで、この都市は彼に深い印象を残し、特にスーパー急速充電技術の発展は最も印象的だったと述べた。

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中米議会のセルード副議長(左)、オルテガ副議長(右)

 セルード副議長は、パナマと中国は新エネルギー分野で協力を展開する潜在力が大きいとの考えを示し、「我々は外交機関などの二国間協議を通じて、協力をさらに推進していきたいです」と述べた。

 ニカラグア出身で中米議会の副議長を務めるオルテガ氏(Guillermo Daniel Ortega Reyes)は取材に対し、「深センに来たのは私も初めてです。深センは近代的な都市で、私にとってとても親しみやすい雰囲気があります。世界で最もきれいな都市の一つだと思います」と述べた。

 オルテガ副議長は、6年前に購入したファーウェイの携帯電話を今までも使っていると語った。中国の製品はラテンアメリカにとって低価格で高品質だとの考えを示した。

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 また、オルテガ副議長は、「今回深センを訪れたことで、ファーウェイがスーパー急速充電分野においても成果を収めていることが分かりました。ファーウェイの技術が車両を急速に充電できるだけでなく、EVを電力網システムとつなぐこともできると知りました」と述べた。ニカラグアには現在2つのスーパー急速充電ステーションしかないが、「中国のEVがニカラグアに多く輸出されるにつれて、ニカラグアにはますます多くのスーパー急速充電ステーションが設けられると信じています」と付け加えた。

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 オルテガ副議長によると、ニカラグアの人々はEVに莫大な関心を寄せていることが分かった。「ニカラグアの人々は中国のEVが大好きで、とても先進的な車だと考えています。私はEVを使うニカラグア人がますます多くなることを望んでおり、深セン産のEVがニカラグアにますます多く輸出されることも望んでいます」との見方を示した。

 今回の訪中を通じて、セルード副議長とオルテガ副議長は中米と中国間の協力促進により多くの期待を寄せている。セルード副議長は、中国との友好関係をさらに発展させ、中米地域の一体化を推進し、中米諸国の国政運営レベルを向上させたいと述べた。また、中国と教育、科学技術、新エネルギー、医療などの分野で協力を促進することを望んでいる。

 オルテガ副議長は、中国の自動車製造や航空宇宙などの分野が中米に進出してほしいと付け加えた。

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 中米議会は、中米地域の政治対話と共同発展を促進し、民主主義と多国間主義を推進することを目指している地域会議組織である。加盟国はグアテマラ、パナマ、エルサルバドル、ニカラグア、ホンジュラス、ドミニカ共和国である。

 写真はすべて深セン衛視深視ニュースより


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