「広東省の人工知能による各業界へのエンパワーメントに関する若干の措置」がこのほど、正式に発表された。同措置は5つの面から45件の措置を打ち出し、人工知能(AI)による各業界へのエンパワーメントの質と効果を向上させる。
同措置は、「2025年までに広東省全体の計算力規模を40エクサフロップス(EFLOPS。毎秒100京回の浮動小数点演算)以上、AIコア産業規模を3000億元(1元は約21.8円)以上にする。27年までに全省のAI産業の基盤をさらに固め、計算力規模を60エクサフロップス以上にし、全国をリードするアルゴリズムシステム及び計算力ネットワークシステムをほぼ形成する。スマート端末製品の供給を豊富にし、携帯電話、コンピューター、ホーム、ロボットなどの8大ジャンルで100種類以上の大規模使用のスマート端末製品を開発し、AIコア産業規模を4400億元以上にする。製造、教育、介護などの分野に焦点を当て500以上の応用シーンを構築し、各業界の労働生産性を大幅に向上させる」と打ち出した。
AIコアチップ部品の供給拡大の面では、同措置は、AIチップのエコシステムを構築し、スマート感知産業体制を構築すると打ち出した。
AIソフトウェアのアップデートの推進の面では、同措置は、スマートソフトウェの研究開発・イノベーションを強化し、スマートソフトウェアの応用範囲を拡大し、27年までにスマートソフトウェアの産業規模が270億元に達すると打ち出した。