海南省で開かれた第4回中国国際消費品博覧会のファーウェイのブース。(4月14日撮影、海口=新華社記者/楊冠宇)
中国香港の市場調査会社、カウンターポイント・リサーチがこのほど発表した最新データによると、通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が独自開発した基本ソフト(OS)「HarmonyOS」は、2024年第1四半期(1~3月)の市場シェアが17%に上り、米アップルの「iOS」の16%を抜き、中国第2のOSとなった。23年1~3月のシェアは、ファーウェイが8%、アップルが20%だった。
「HarmonyOS」はファーウェイが19年に発表した。当初は同社のスマートスクリーンに利用されていたが、21年からはスマートフォン分野でも利用されている。同社は今年、「HarmonyOS」対応のネイティブアプリ(アプリケーションストアから端末にダウンロードして使用するアプリ)の数を5千本にする目標を掲げている。将来的には50万本に増やす計画という。