16日に重慶市で発表された「中国ユニコーン企業研究報告2024」によると、2023年に中国のユニコーン企業(非上場で時価総額10億ドル<1ドルは約157.5円>以上の企業)は合計375社に達した。このうち、時価総額100億ドルを超えるスーパーユニコーン企業は12社、新規ユニコーン企業は72社だった。
報告書によると、2023年、中国のユニコーン企業の分野は39に及んだ。最先端技術関連のユニコーン企業が主流になり、基盤モデルや制御核融合、新型エネルギー貯蔵のユニコーン企業が加速度的かつ大量に出現した。また、「ハイエンドインテリジェント機器・デバイス」分野でユニコーン企業が初めて登場した。
ユニコーン企業は独自開発能力を強化し続けている。報告書によると、275社のユニコーン企業が特許を保有し、1社当たりの平均特許数は70件以上で、2022年から56.6%増加した。
地域別では、2023年の中国のユニコーン企業は56都市に分布している。 北京、上海、深セン、広州には中国のユニコーン企業の50%以上が集中する。合肥、武漢、重慶、蘇州などはユニコーン企業の誕生を加速させている。温州、揚州、宣城など7都市は新たにユニコーン企業が生まれた都市となった。
2016年から2023年の間に、中国のユニコーン企業の数は131社から375社に増加し、評価総額は2倍以上になった。