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福田区
提供元:  深セン市福田区人民政府
発表時間: 2024-09-13 21:09

 福田区は深セン市の都心部であり、1990年1月に設立された。全市の行政、文化、金融、ビジネス、国際交流の中心地でもある。深セン市の中軸線の南に位置し、東は羅湖区に隣接し、西は南山区につながり、南は香港特区の新界に臨み、北は龍華区に接している。管轄区の総面積は78.66平方キロメートルで、深セン市の総面積の約4%を占めている。園嶺、南園、福田、沙頭、梅林、華富、香蜜湖、蓮花、華強北、福保の10の街道、計92のコミュニティを管轄しており、常住人口は約156万人である。

 福田区の交通網は全市をカバーし、香港につながり、全国へのアクセスが可能である。皇崗口岸(通関地)、福田口岸と福田保税区で香港と直接アクセスでき、福田高速鉄道駅から14分で香港特区の西九龍に、38分で広州南駅に到着可能で、「広州-深セン-香港30分通勤圏」を実現している。また、地下鉄11号線で30分で深セン宝安国際空港に到着可能である。福田区を経由する地下鉄路線10本で総延長は110キロメートルに達し、建設中の路線が竣工すれば、その総延長は137.5キロメートルに達する。軌道交通の密度は日本・東京、中国・香港中環(セントラル)に匹敵する。

 発展ビジョン

 福田区は河套深港(深セン・香港)科学技術イノベーション協力区、香蜜湖新金融センター、環中心公園活力圏の「3つの新たなエンジン」づくりに力を入れ、科学イノベーション、金融、ファッションの「3つの産業」を重点的に育成し、中央イノベーションエリア、中央ビジネスエリア、中央活力エリアの「3つの位置づけ」を目指して取り組んでいる。

 主要産業

 福田区は、企業本部が集結し、本部経済が全市をリードしている。グローバル500企業にランクインした地元企業は4社あり、全市の4割を占めている。市レベルの本部企業は100社あり、全市の3割を占めている。

 金融業の集積地としての優位性が際立っている。深セン証券取引所、銀行保険監督管理局、証券監督管理局などの金融機関は全て福田に拠点を設立しており、中国平安保険グループ(PingAn)、招商銀行(CMB)などの中国金融業界のリーディングカンパニーを擁している。登録された金融機関は289社で、その数は全市の6割を超えている。また、福田区は粤港澳大湾区初の「国家+地元+外資」ベンチャーキャピタル(VC)集積コミュニティである香蜜湖国際VCコミュニティを建設し、達晨財智(Fortune Capital)、東方富海(Oriental Fortune Capital)などの大手ベンチャーキャピタルを誘致した。福田区の金融業の付加価値額は19年連続で全市1位の座をキープし続けている。

 都市型科学イノベーションエリアマネジメントを加速している。福田区には国家ハイテク企業が1500社を超え、ハイテク産業の付加価値額は855億元に達し、深セン市のGDPに占める割合は約15%である。戦略的新興産業の付加価値額は1000億元を超え、深セン市のGDPに占める割合は約18%である。

 ファッション産業がトレンドをリードしている。福田区は深センのファッションの街で、ファッション系ブランド企業数は全市で1位に立ち、その規模は全市の約1/4を占めている。イタリアの大学Istituto Marangoniを誘致し、深センファッションウィーク、福田国際ファッションショー、福田ファッションクリエイティブデザインウィークなどのブランドイベントが構築され、ファッションの雰囲気に満ち溢れる町である。


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