深セン国際生物谷大鵬新区海洋生物産業園は2009年10月に設立され、国家発展改革委員会に認定された第1弾となる国家生物産業拠点の一つである。東は大亜湾と大鵬湾に臨み、交通が便利で、関連施設が整っている。
計画敷地面積は20万5000平方メートル、建築面積は43万3000平方メートルで、研究開発、インキュベーション、産業化を一体化した新たな海洋産業園である。2000平方メートルの高精細機器公共サービスプラットフォームが配置され、海洋生物を中心とし、海洋スマート設備、海洋科学技術サービスと海洋生態環境保護を補助的な産業とする海洋産業システムを構築する予定である。
同産業園の建築スタイルは多くの海洋の要素を取り入れており、2019年に「大鵬で最も美しいコミュニティ(団地、産業園)」に選ばれ、2015~2019年間の深セン市投資促進重点産業園にも選ばれた。
現時点で、ここで展開しているプロジェクトは50件に達し、院士チーム4つと国家級リーダー人材1人を誘致した。また、院士ワークステーション3カ所、省レベル以上の生物工学技術研究開発センター5カ所、レベル・種類別の研究所、重点実験室、産業・大学・研究室モデル拠点10カ所以上を設立した。さらに、特許を取得したプロジェクト件数は200件以上に達した。これにより、世界海洋センター都市づくりに取り組む深セン、及び世界レベル浜海生態観光リゾートと世界海洋センター都市の集中発展エリアの整備を推進する大鵬新区にしっかりした産業・科学技術サポートを提供している。