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深センで「博物館の力」を感じる
提供元:  Newsgd.com
発表時間: 2022-05-20 13:05

 5月18日は国際博物館の日。今年の国際博物館の日のテーマは「博物館の力」である。深センという多様性のある若い都市に住む者にとって、この都市の博物館はどのような力があるのだろうか。

 1.自省と収穫

 博物館は都市の歴史と文化の魅力を示す窓口であり、鮮明な都市の「名刺」のような存在である。博物館がなければ、何千年も前の新石器時代にすでに人類がおり、深センの土地で焚き火を燃やし、暮らしていたことを、私達はどうやって気軽に知ることができるだろうか。

 博物館の存在は、都市の中の私達に、過去を知る場、今を見つめるきっかけ、そして未来への自信と勇気を与えてくれる。

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写真:深セン博物館歴史民俗館

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写真:南頭古城博物館

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写真:深セン博物館古代芸術館

 2.変化

 深センでは、博物館の変化を簡単に見つけることができる。

 深セン博物館古代芸術館のロビーでは、白黒のシンプルな配色が今までと違う新しい感覚を与え、「カプセルエレベーター」のデザインは、博物館巡りに目新しい体験を加えている。

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写真:深セン博物館古代芸術館の「カプセルエレベーター」と亭榭・流れる水

 龍華区に位置する中国版画博物館では、「折りたたみ」の芸術が存分に表現されている。博物館全体は山と古い村に面して建てられ、巨大な不規則な構造と鏡張りの建築物は強烈な視覚的コントラストを生み出し、2つの「天梯」はコミュニケーションの橋をかけ、人々に鉄骨構造の美しさを十分に感じさせるものとなっている。

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写真:中国版画博物館

 科学技術、光と影との力によって、深センの博物館は多元的な発展方向に向かって進んでいる。華強北博物館では、光と影、音声、科学技術など多様な要素が一斉に登場し、華強北の伝説的な発展と創業の歩みを語り、全方位的で多感覚の視聴の祭典が繰り広げられた。

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写真:華強北博物館

 インターネット技術の発展により、深センの多くの博物館はすでに没入感のあるオンライン参観を実現した。これは新型コロナ期間の展示に、新たな解決の道筋を提供している。

 3.博物館は力である

 「広東省2021年度博物館事業発展報告書」によると、2021年末時点で深センには59の博物館があり、全省で2位となっている。また、国深博物館、深セン海洋博物館、深セン自然博物館など多くの文化施設も建設中である。

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上中下図はそれぞれ、国深博物館、深セン海洋博物館、深セン自然博物館のイメージ

(写真はすべて深セン発布より)

 感動的なことに深センの各博物館では、多くの保護者が子供を見学に連れてくる様子が見ることができる。子供に歴史を説明したり、文化財を紹介したりして、単に見学をするだけでも、子供達に歴史の輝きを感じさせることができるのである。

 このような伝承と発展の中で、深センの博物館は、人々が都市を認識し理解する百科学校と生涯教室となり、都市文化の格調と独特の魅力を高める重要な運び手になっている。

 博物館の力は、確かにここにある。


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