中国では6月10日に端午節を迎え、3連休となる。この端午節をどう過ごすか決まっているだろうか?深センで過ごすなら、多彩なイベントを楽しむことができる。
6月7日から8日まで、2024粤港澳大湾区(深セン南澳)海上ドラゴンボート大会が大鵬新区南澳の月亮湾海域で開催される。粤港澳大湾区における各都市からのチームが熱い戦いを繰り広げ、会場では無形文化遺産の展示・実演やグルメフリーマーケットなどのイベントも行われる予定で、観戦や観光に訪れる市民や観光客を大いに歓迎している。
写真:深セン特区報提供
また、「深愛・共進」2024粤港澳ドラゴンボート招待制トーナメントが6月10日、福田区新洲河の同創匯区間で開催予定だ。広東省、香港特区、マカオ特区からのドラゴンボート12チームが4回戦を行う予定である。会場でドラゴンボートを観戦したい方は、WeChat公式アカウント「深セン水務」、またはWeChatミニプログラム「深セン水文旅行地図」を通じてご予約ください。
また、8日~10日には福田区新洲にある同創匯北広場で端午節フリーマーケットが開催される。このフリーマーケットでは、端午節に関する民俗体験エリアや国潮(国産品のトレンド)・端午展示エリアなどが設置されており、薬草湯、漢服、手作りのヨモギ・花束、中国風サシェ、ドラゴンボートご飯など多彩なイベントを楽しむことができる。
写真:WeChat公式アカウント「福田文体中心」提供
深センで端午節を過ごすなら、深セン地元ならではの特色あるちまきを味わうこともできる。南澳のウニちまきは「疍家」の食文化の代表とされており、その製造工芸は200年の歴史を持っている。ウニちまき作りに最も大切な材料であるムラサキウニは、大鵬湾海域で生息している。
写真:深セン商報提供
端午節連休期間、深セン錦繍中華観光スポットでは、ミャオ(苗)族の龍船祭り、ミャオ族の龍巡行、端午節ドラゴンボートレース、端午節親子向け伝統イベントなどの行事が開催され、中国の伝統文化や民俗を再現する。また、中国風衣装を着たキャラクター、100人規模の漢服パレード、華麗な中国風ファッションショーなど、さまざまなイベントを堪能することができるので、ぜひ訪れてみてほしい。
写真:深セン錦繍中華民俗村提供