今年もまた、深センは「スポーツの年」を迎えた。深センのスポーツ大会のベテラン運営者によると、深センでは今年、大小さまざまなスポーツイベントが数千回も開催されるという。
2024年に深センでは国内・国際トップクラスの大会が複数回開催され、特に主要なスポーツイベントが200回以上も行われる予定である。そのうち、2024年パリ五輪の出場者を選ぶ重要な大会としての全国水泳選手権大会は4月に深センユニバーシアードセンターで開催される予定である。また、5月にはボルボ中国オープンが開催され、中国の男子ゴルフ選手たちにパリ五輪への出場資格獲得の機会を提供する大会となる。さらに、11月には中国マスターズバドミントンが開催され、同大会の成績が世界バドミントン連盟のポイントに計上されるため、バドミントン界のトップ選手が深センに集まり、激しい対決が見られるだろう。
ランニングイベントについては、深センは今年「山と海をつなぐ都市」と「3本のルート・3本のコース」というキャッチフレーズを掲げ、ランニングやクロスカントリー、ハイキングなどのイベントを展開する。
今年1月、深センは「3本のルート・3本のコース」というハイキングネットワークの構築を初歩的に実現し、その総延長は約420キロメートルに達した。そのうち、「3本のルート」とは鯤鵬(コンホウ)ルート、鳳凰ルート、翠微ルートを指し、「3本のコース」とは陽台山環状コース、馬巒山環状コース、三水コースを指している。市民は深セン全域で山と森をウォーキングしたり、ハイキングしたりする楽しさを満喫することができる。
深センマラソン大会は今年も引き続き開催され、開催時間は12月に予定されている。また、深セン100クロスカントリーや梧桐山登山大会、龍崗区重陽節登山イベント、塩田区半山公園エリアにおけるウォーキングイベントなど、多種多彩なランニングレースが開催される。
さらに、水上競技では、11月に第16回中国カップ・ヨットレースが開催され、第2回ワールドマッチレーシングツアー深セン・宝安総決勝(WMRT)や第3回深セン西麗湖国際科学教育城「X9」大学連盟ボートリーグも去年に引き続き開催される。深センヨットウィーク、中国深セン青少年ヨットレース、粤港澳大湾区ヨットレース、中国ファミリーヨットレースなど、一連のヨットレースイベントも予定される。
第15回粤港澳大湾区全民運動会の開催を控え、深センでは粤港澳大湾区(深セン・宝安)茅洲河ドラゴンボートレース、粤港澳大湾区バドミントン混合団体大会などが開催される。その他、将棋や囲碁、チェスなどのマインドスポーツ大会も開催される。深センはマインドスポーツのまちづくりに積極的に取り組んでいる。
写真:晶報、及び深セン市文化・ラジオ・テレビ・観光・体育局提供