11月8日午前、2023深セングローバルイノベーション人材フォーラムが深センエキシビション・コンベンションセンターで開催された。深セン医学科学院の創設院長であり、深セン湾実験室主任でもある顔寧氏が招待に応じて同ファーラムの司会進行役を務めた。
深セン医学科学院の創設院長であり、深セン湾実験室主任でもある顔寧氏
同フォーラムでは、南方科学技術大学先端生物技術研究院長で米国科学アカデミー会員の朱健康氏、深セン技術大学都市交通と物流学院長・講席教授のFranz Raps氏、中国工程院院士で香港中文大学(深セン)学長の徐揚生氏、「奈雪の茶」創始者で執行役員兼社長の彭心氏、深セン技師学院教員・2022年技能五輪国際大会特別大会の金メダル獲得者である陳新源氏と羅凱氏、中国科学院院士で深セン零一学院長の鄭泉水氏らがゲストとして基調講演を行った。
南方科学技術大学先端生物技術研究院長で米国科学アカデミー会員の朱健康氏
深セン技術大学都市交通と物流学院長・講席教授のFranz Raps氏
中国工程院院士で香港中文大学(深セン)学長の徐揚生氏
深センは現在、科学研究機関やプラットフォームの建設に注力しており、すでに基礎研究機関10カ所、ノーベル賞(チューリング賞)実験室13カ所、省レベルの新型研究開発機関39カ所が整備され、異なるレベルや種類のイノベーション拠点計3200カ所が存在している。
「奈雪の茶」創始者で執行役員兼社長の彭心氏
深セン技師学院教員・2022年技能五輪国際大会特別大会の金メダル獲得者である陳新源氏
深セン技師学院教員・2022年技能五輪国際大会特別大会の金メダル獲得者である羅凱氏
そのうち、中国科学院深セン先進技術研究院が稼働して以来、15の国・地域からの825名のポストドクターを育成し、ファーウェイなど77社の企業と「科学研究プロジェクト+論文+特許」というフレキシブルな人材育成モデルを構築した。これにより、人材が基礎研究を行いながら、成果転化と製品開発を実現させることが可能になる。
中国科学院院士で深セン零一学院長の鄭泉水氏
現時点で、深センの人材の総人口は679万人を超えており、その中には2万4000人のハイレベルな人材、20万人以上の留学帰国者がいる。世界中のトップ人材が深センに集まり、イノベーションの主要な原動力となっている。
写真はすべて深セン特区報より