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深セン湾で魚群の奇景を再現
提供元:  Newsgd.com
発表時間: 2021-10-30 11:10

 10月26日午前8時40分ごろ、深セン湾公園の12号排水口付近で突然大量の魚が海面に飛び跳ねた。観光客から驚きの声が沸く中、100 メートル近くの水面からたちまち「沸騰」し、3分間近く続いた。

 深セン湾の魚群が競って飛び跳ねるという奇景はいったいどのようにして起こったのだろうか。中国水産科学研究院南海水産研究所研究員の黄洪輝博士はこの現象について、「動画中の魚は前鱗鮻(セスジボラ)と呼ばれ、以前は、前鱗骨鯔とも呼ばれた。この魚の群れが海面に飛び跳ねる現象はよく見られる。繁殖・群集行為だ」と語った。

 取材で明らかになったところによると、深セン湾海域の生態環境と生物資源を効果的に保護するために、深セン湾は2014年5月1日から禁漁区を設置した。有効期間は2024年4月30日までである。この期間、一切の養殖・漁獲行為が禁止される。また、深セン市は「河長制」などのプラットフォームと突破口を利用し、深セン河、新洲河、大沙河、後海中心河などの深セン湾に入った河川の科学的な管理を行い、源から深セン湾の水質を改善した。2016年から、深セン市は治水・水質向上の重大戦略を展開し、水道事業部門は相次いで深セン湾流域の16か所の汚染排出口を閉鎖し、一連の措置により深セン湾の水質汚染が抑制され、水質が著しく改善した。

(出所:深セン晩報)


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