動画: GD TODAY提供
広東省深セン市と中山市を結ぶ深中通路が6月16日、引き渡しの検収に合格した。今月末に開通すると、深セン市から中山市まで車での所要時間はわずか30分に短縮される見込み。
深中通路は、北は虎門大橋から約30キロメートル、南は港珠澳大橋から約31キロメートルである。深セン空港インターチェンジから西へ伶仃洋海域を跨ぎ、万頃沙インターチェンジを通じて南中(南沙-中山)高速道路に接続し、中山市で馬鞍島に上陸し、中開(中山-開平)高速道路に接続する。
7年かけて建設された深中通路は、全長が約24キロメートルで、「橋・島・トンネル・海底インターチェンジ」から構成されており、10の「世界一」の記録を達成している。
深中大橋
世界で最長を誇る水中鋼製箱桁の吊り橋(メインスパン1666メートル)
世界でクリアランス(桁下空間)が最も高く海を跨ぐ橋(橋面高さ91メートル)
世界最大の水中吊り橋アンカレイジ(単一アンカーのコンクリート量約34万4000 m³)
世界で耐風検査風速が最も高い吊り橋(最高振動試験風速83.7m/s)
世界で鋼製橋面舗装に使われた加熱エポキシアスファルト混合物の量が最も多い橋(面積37.88万㎡)
深中トンネル
世界で最も長い両側8車道の海底沈埋トンネル(沈埋区間は5035メートルに達し、32本の沈埋函と1つの最終接合部から構成されている)
世界で最も幅広い海底鋼殻コンクリート沈埋トンネル(標準沈埋函の長さ165メートル、幅46メートル(最大幅55.6メートル)、高さ10.6メートル)
世界で自己充填コンクリート体積が最も大きい単一鋼殻沈埋函(単一沈埋函のコンクリート体積は2.9万m³、累計91万m³)
世界初の水中高速道路ハブインターチェンジ・空港インターチェンジ
世界で最も幅広い(3メートル)折り畳み式M型止水ベルトを沈埋函の最終接合部に使用したこと
写真はすべて深セン市文学芸術界連合会、及び宝安区文学芸術界連合会より