動画:GD TODAY提供
「文博会(中国(深圳)国際文化産業博覧会)を楽しみにしています」と述べた英国エディンバラ市の市長、ロバート·アルドリッジ氏は、5月20日から初となる深セン訪問をスタートした。
アルドリッジ氏は、文博会を今回の深セン訪問の重要な目的とし、21日に文博会F518会場で行われた深セン―エディンバラ間企業創意交流会に出席しただけでなく、23日の文博会開幕当日にも博覧会会場を視察した。
アルドリッジ氏は、「エディンバラから数多くのイノベーション企業の代表が今回の文博に出展し、中国や世界中でより多くの人々と出会い、より多くのコラボレーションのチャンスを求めています。さらに、中国企業と協力関係を結び、中国企業の経験を学び、今後に活かしていきたいと考えています」と述べた。
2019年5月、深センとエディンバラは正式に姉妹都市関係を結んだ。両都市は文化やイノベーション等の分野で長い年数にわたって交流を続けており、2013年にエディンバラと深センが諒解覚書を締結し、「国際創意産業孵化センター」が設立された。当センターは2015年設立以来、両国間の先進的で革新的な中小企業のために無料でオフィススペースを提供し、ビジネス商談及びサプライチェーンのマッチング等のサービスを提供している。
今年3月、深セン交響楽団が英国エディンバラのアーサーコンサートホールでイギリスコンサートツアーの5回目を開催し、大成功を収めた。当時、アルドリッジ氏も当コンサートに出席し、「素晴らしいパフォーマンスでした」と評価し、深セン交響楽団がスコットランド王立交響楽団とより多くの交流やコラボレーションができることを期待している。
さらにアルドリッジ氏は、「エディンバラと深センには多くの共通点があります。どちらも革新の町、デザインの町です。私たちは創造性と文化で世界に知られており、そして商業・貿易の中心地になるよう努めています。また、エディンバラと深センの緊密な協力関係が双方のためになると考えます。私たちは一連の相互補完的産業を持っているので、イノベーション、文化、創意・芸術の面においても、深センとより多くのコラボレーションを望んでいます」と述べた。