中国で最も若い一線都市としての深センというと、大半の人は真っ先にテクノロジー、イノベーション、スピードなどを思い浮かべる。しかし実際にはこの都市ではファッションの遺伝子も成長し続けており、そしてこの都市の発展の属性と文化の品性が溶け合い、相互に促進し、独特の風情を醸し出している。人民網が伝えた。
「深センブランド」と「深センデザイン」はこの都市の発展に伴い日増しに成長した。時計は深センの現代ファッション産業の重要な力だ。深センの時計メーカーは現在1500社で、年間売上高は680億元(1元は約20.7円)。時計生産量は中国の53%を、世界の42%を占めている。その中でも、光明時間谷は深センさらには中国の時計産業の最も中心的な集積地で、中国時計トップ10企業のうち6社が集まる。
時計の他にもジュエリーも深センのファッション産業の代表的なものだ。水貝珠宝産業集積エリアは中国最大の、発展水準が最高の、産業チェーンが最も整ったジュエリー集積エリアだ。その年間売上高は1000億元を超え、中国のジュエリー卸売市場の約50%のシェアを占めている。
深センの街頭にはファッションの要素が欠けることはない。念入りにおしゃれしても、シンプルに組み合わせても、このおおらかで多彩な都市では、自分らしさがファッションの意思表示だ。