中国税関の統計データによりますと、中国南部沿海部の大都市・深センの輸出総額は29年連続で中国大陸部の都市ランキングで1位となりました。
2012年から2021年にかけて、深センの輸出入総額は2兆9500億元(約61兆円)から3兆5400億元(約73兆3800億円)に増えました。
深センの液晶ディスプレイ(LCD)製造メーカー、天馬微電子株式有限公司では、海外市場からの受注に向けて労働者たちが全力を挙げて取り組んでいます。同社の車載用液晶ディスプレイは海外市場で人気が高く、昨年の輸出入額は10年前から2.4倍増えて26億元(538億円)超と飛躍的に伸びました。
税関の統計データによりますと、深センの民間企業の輸出入総額は2012年の1兆300億元(21兆3500億円)から倍増し、2021年には2兆1600億元(44兆7755億円)に達し、昨年の深セン市の貿易総額の60%以上を占めました。