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仙湖植物園：植物園でもあり科学館でもある
提供元:
Newsgd.com
発表時間: 2022-05-11 16:05
深セン市東北郊の仙湖植物園は科学研究、科学普及、観光などの機能を一体化している。近年、多様な種、良好なインフラ施設、専門的なボランティアサービス、豊富な文化活動により、同植物園は現地の小中学生および市民の自然科学普及教育拠点となっている。敷地面積668ヘクタールの植物園には、約1.2万種の保護植物があり、年間延べ400万人の観光客が訪れている。
シダ植物を例にすると、仙湖植物園は現在、1000種以上のシダ植物を収集している。これは、全世界のシダ植物種数の10%近くを占めており、中国大陸部でシダ植物の保存種類が最も多い機関である。2020年、仙湖植物園シダセンターが正式に一般公開された。仙湖植物園公衆サービスセンターの責任者である王青さんによると、シダセンターのような植物専門パークは仙湖植物園に22カ所あるとのこと。
市民にそれぞれの植物の特徴をよく理解してもらうために、同園では多くの説明施設も設置されている。
600本以上の古い珪化木がある化石の森を歩き、QRコードをスキャンするだけで、観光客は数億年前に「タイムスリップ」して、スマホで天まで届く大木が徐々に化石になるまでの様子を知ることができる。日陰や半日陰でも育てられる1300種類以上の植物が育つ陰生園では、巨大な展示棚はラン科植物がジャングルの中でいかに生存空間を手に入れるかという神秘を、写真と文章を交えてわかりやすい方法で観覧客に伝える。さまざまな植物の「QRコード付き」ネームプレート、異なる専門パークに配置される展示棚によって、観光客に植物の成長特性を速やかに理解してもらう「科学普及システム」が構成されるのである。
