深セン市建築工務署は4月25日、深セン自然博物館の景観デザイン構想を発表した。当署は「河川」をテーマに「三角洲」と名付けられた建築と景観設計コンセプトを考案し、それによって活気に満ち溢れ、豊かな生態と人文環境を構築し、屋上ガーデンや階段式湿地に構成される島やとめどなく続く水路のある公園など、人々が触れ合えるパブリックスペースを造り上げていくという。
博物館屋上庭園のデザイン
深セン自然博物館の立地は景色が美しく、生気溢れる坪山燕子湖エリアに隣接し、企画の総建築面積は10万m2になる。完工後、世界一流レベルの自然博物館として、自然の進化の法則を説明し、科学を積極的に伝え、地理空間における深センのグローバル視点での生態を繰り広げていく。
深セン自然博物館設計イメージ
深セン自然博物館景観設計案下書き
景観設計は用地が持つ中国山水画のような重層的な美しさをふんだんに取り入れている
北西方向の俯瞰図:プラザ行き
サンクンプラザの学習スペース(写真はすべて深セン工務署、深セン特区報より)