「頭上に光輪がある白衣の天使」と呼ばれる写真が、深センの住民のモーメンツで話題となった。写真には、白い防護服を着て保護マスクをつけたコミュニティ健康サービスセンターのある医師がスマートフォンで新型コロナ感染症の状況を報告している様子が写っており、頭上の照明の光がまるで天使の輪のように見える。
写真に写っているのは曾東華氏で、深セン市龍崗区第二人民病院南坑コミュニティ健康サービスセンターの医師である。写真が撮影された1月7日、南坑コミュニティ健康サービスセンターは緊急通報を受けた後すぐに対策を講じ、医療関係者が迅速に現場に駆け付け、地域住民に大規模PCR検査を開始した。曾氏はその医療関係者の1人だ。
午後11時頃、曾氏は既に星河郡寓の住民400人を対象にしたPCR検査を終えていた。深夜に帰宅する住民を待つ間に曾氏はスマートフォンで現場の状況を報告していたところだった。夜間で暗かったため、地域コミュニティのスタッフが照明を借りた。曾氏がその照明の下で仕事をしている様子が、ちょうどPCR検査をしに来た住民の章婉純さんに撮影されたのだった。
「家族に見せるために撮影したんです。こんなに遅くまでPCR検査をしてくれたので。あのような写真が撮れるとは思っていませんでした。撮影後に見たら、お医者さんの頭上の照明とハレーションがたまたま円形で、頭に光輪を載せているようだと気づき、まさに‘白衣の天使’という名の通りでした」と章さんは語った。
彼女がネットにアップロードしたこの写真を見たネットユーザーは口を揃えて「光輪を載せた白衣の天使」と称賛した。
曾氏は龍崗にいる数多くの医療関係者の1人にすぎない。今回の新型コロナ感染症が発生して以来、龍崗の医療関係者は迅速に集結し、再び白い防護服を着て、街のあちこちで目に見えないウイルスと戦っている。
白衣の天使達、お疲れ様!