最近、深セン空港では、サテライトホールのオープン前に初めての総合演習が行われ、サービスプロセスや地下鉄システム等に演習テストが実施された。今回の演習は深セン空港のサテライトホール及び付帯工事の竣工以来初の総合演習であり、合計28の入・出港便が設定された。
(写真:深セン晩報提供)
深セン空港のサテライトホールのメイン構造は、平面にて「X」の形に投影されている。サテライトホールは地上4階、地下1階に設けられ、地上1階から4階までは主に手荷物の積み下ろし、国内線の到着・乗り継ぎ、国内線の出発、VIP特別待合室に使用され、地下1階は主に地下鉄のプラットフォームと手荷物仕分け機の部屋になっている。T3ターミナルビルの機能拡張として、サテライトホールでは主に国内線の乗客の待合や乗り継ぎのサービスを提供する。
(写真:深セン晩報提供)
深セン空港のサテライトホールの建設は2018年末に開始され、現在までに全工事が完了し、運営準備作業はラストスパートに入っており、年内に正式にオープンする予定である。これによって、深セン空港の資源供給保証能力をさらに高め、国際ハブ空港の中枢建設をよりよくサポートすることとなる。
(写真:深セン晩報提供)